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京都朝鮮中高級学校 吹奏楽部の活動

日常の部活動や練習予定、コンサートの案内などをお知らせします。

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先日「チュンアンも≪풍년든 금강마을≫で出るの?」

と聞かれてまして、そーいえば創作曲について触れてなかったなぁと・・・

なので、今日はその辺りに触れてみようかと思います。



最初、高3とは「コンクールの曲のままチュンアンも出ようぜ~」と言ってました。

完成度の問題、人数不足の問題、中高部員比率の問題など、今までとは違う色んな状況と、部員達にとって、ウリソジョにとって、どうすれば成長や実りの多い大会になるのか等の部分も踏まえて、話し合った結果、創作曲で出ようとなりました。

実は、ちょうど作曲レッスンで、『コンデンススコアから曲を創る』という課題が出ていたので、それをリンクさせて創作曲にしようとしました。



今回の、≪봄마다 푸르른 새 싹이 트라고≫という少々、いや、かなり長い題名は、広島に嫁がれた京都出身のナンジョンギ先生の力をお借りしての決まりとなりました。

曲のテーマや、イメージを伝えて「タイトル付けてくれ!」という無茶振りに快諾してくださった事、この場をお借りしてコマッスミダ!!



そして本題。

2012年の春、哲学の道を歩いていると桜が降って来たんです。

そこで浮かんだメロディが、ソラミソレミド~♪

何やらヒラヒラと散るような感じがしたんですね。

でも『散る』という言葉は少しネガティブな感じがしたんで、何とかポジティブなものに繋げられないかと悩んでたら、高級部の時に日本語の授業で学んだ『ゆずりは』という詩を思い出したんです。

ご存知ですか?

河井酔茗さんの『こどもたちよ、これはゆずりはの木です』から始まる詩。

あれ大好きやったんです。

それで、『散る』というネガティブなイメージから『譲る』『繋ぐ』『継承する』というポジティブなイメージに変換できたんで、それをテーマにしようと決めました。

曲中、しつこいぐらい『ソラミソレミド~♪』とか『ミレシラソラシ~♪』とか『ファミレドラソラ~♪』という、いわゆる散るような音と、『シャン♪』とか『チリン♪』とかの散るような効果音を散りばめています。

『散る』だけに、散りばめています。(うまいっ!あ、嘘です。)



そして中間部では、ソラミソレミドを反転させて、『レシミレソミレ~♪』とか、『#ドシミ#ド#ファミ#レ~』というメロディで、散るというのを反転させて芽吹くようなイメージで綴っています。



第3部では、拍子も変わり元のメロディを変奏させながら、『散る』『芽吹く』のモチーフを織り交ぜています。

ホンマは、最後の終わり方を『最後の一葉』のようなイメージで、『ひらり・・・ん♪』という風に終わろうとしてましたが、拍手が出にくそうという不純な動機で、ffのまま締めることにしました。



というように、今回のテーマは『ゆずりは』なんです。

引用~

『新しい葉ができると
入れ代わって古い葉が落ちてしまうのです。
こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉ができると無造作に落ちる、
新しい葉にいのちを譲って』

~引用終わり



再度引用~

『世のおとうさんおかあさんたちは
何一つ持っていかない。
みんなおまえたちに譲っていくために、
いのちあるものよいもの美しいものを
一生懸命に造っています』

~引用終わり



今、僕たちが生きている素晴らしい世の中も、矛盾や問題が無い訳じゃないんです。

特に在日コリアンとして考えた時には、問題や課題の方が多いと言っても過言ではないと思ってます。

『これから産まれ、生きていく子たちに何を譲れるか』は、今を生きる人達にとって大切な問題じゃないでしょうか。

今より少しでも良い世の中にして次の世代に譲るために、今を精一杯生きようというメッセージを込めて、創作しました。












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